クロストーク現象とは、映像が2重に見えてしまう現象で3Dテレビ特有の短所です。


3Dテレビは、右目用と左目用の映像を交互に表示するという仕組みにより立体的な映像を映し出すことができます。クロストーク現象は映像を交互に表示する際に、前の映像が重なって見えることにより起こります。


映像が2重に見えるということは『ボヤけた映像』を見るということなので、各社ともクロストークを抑える技術を開発して対策をとっています。


各テレビメーカーがクロストークを抑えるためにどのような対策をしているのかについては近いうちに記事にしてご紹介しますね。


それにしても薄型テレビに限らず商品の短所って、各社とも『従来製品の短所を改善しました!』と新製品のアピールとして使ってますよね。改善された新製品の発売の時に、初めて従来の商品の欠点を知るなんてことないですか?


今回の『クロストーク』という言葉も、改善策がなければ消費者が知ることがなかったのかな?と思ってしまう。


新製品の発売前に『うちの商品は、ここが欠点です』なんて宣伝したら売れなくなるし、発売後のお客さんからのクレームによって、初めてメーカー側が欠点を把握するなんてこともあると思うので仕方がないと思いますが・・・消費者としては複雑ですよね。


薄型テレビの購入時に気になることがあるという方は、メーカーや家電販売店に徹底的に質問して納得して購入するようにしましょう!