ブラウン管テレビから最近の薄型テレビ(液晶・プラズマ)に買い替える際に、最も注意しなければならないのがテレビの画面サイズです。これを間違えると、どんなに高画質のテレビを購入しても後悔することになるので基本的な知識をおさえておきましょう!


■ブラウン管テレビと薄型テレビでは画面比が違う
画面比とは縦幅と横幅の比率のことを言いますが、ブラウン管テレビが『4対3』なのに対して、薄型テレビは『16対9』の画面比です。


■『○○型』と『○○V型』は違うもの
テレビのサイズは○○型とか○○V型というように、○○の部分の数字の大きさによって変わります。この数字は画面の対角線の長さを表しています。

ブラウン管テレビで使われる『○○型』が、薄型テレビでは『○○V型』というように『V』が加わっています。この『V』はビジュアルサイズの略で『○○型』とは測定している範囲が違います。

『○○V型』が実際に映像が映る画面の対角線の長さを測っているのに対して、『○○型』はブラウン管の外形の対角線の長さを測っているので、映像が映らないテレビフレームに隠れた部分の長さが含まれています。


■最適視聴距離
目に負担をかけずに快適にテレビを視聴できる距離のことです。
あまり重要視しない方も多いようですが、かなり『見やすさ』が変わってくるので必ず確認を!

一般的に画面の縦幅の『3倍程度』と言われています。
テレビを置く位置や部屋の大きさを考慮して最適なものを選びましょう。

ちなみに32V型の画面縦幅は40センチ程度なので、最適視聴距離は1.2メートルぐらいになります。


店頭に行く際は、現在使っているブラウン管テレビのサイズと、どの程度の視聴距離を確保できるのかを事前に確認しておくと、店員さんと話がしやすいですよ。